肩関節障害

当院の医師は肩関節疾患の専門医です

当院の院長は、肩関節疾患の第一人者である信原克哉先生のもとで研修を受け、肩関節疾患について深く学び、豊富な知識を有しているいわば、肩関節疾患の専門医です。

より的確な診断を行うため、問診、触診と合わせてレントゲンやエコー(超音波)検査を行います。
様々な角度から患部の状態をしっかりと見極め、医師の深い見識による正確な診断をモットーとしています。

診断について

肩関節疾患の診断は、問診、触診と合わせてレントゲンやエコー(超音波)検査を行います。
様々な角度から患部の状態をしっかりと見極め、医師の深い見解による正確な診断をモットーとしています。

様々な検査などで認められる解部学的変化をもとに、どの動作にて痛みが発症しているのか、機能的変化に着目し診断を行います。
関節内の内圧が上昇し、関節が動きづらくなっている方には関節造影検査をおすすめいたします。

関節造影検査(Arthrography)とは?

レントゲン透視下に肩関節の中に局所麻酔剤と造影剤を注入して、関節内の病変を調べる検査方法です。

肩関節の場合、骨の構成以外に関節包や靭帯、腱板といった軟部組織が病変にかかわることが多いので、軟部組織の情報を得るには有益な検査法です。

関節造影検査(Arthrography)とは?

また、MRIと異なり造影剤注入後は肩関節を動かしながら関節内を調べたり、joint distensionにて関節内圧を下げることができるために、治療的側面があります。

関節造影検査(Arthrography)とは?

局所麻酔薬を関節内に徐々に注入し関節包を拡げるパンピング手技に加え、肩関節疾患で多くの場合認められる閉塞した肩甲下滑液包(赤矢印)の再開通がjoint distensionにて獲得されるため、関節内圧の減少のために除痛効果や可動域の拡大が得られます。

五十肩をはじめ、肩関節周囲炎、肩関節拘縮、腱板断裂など痛みとともに関節の動きが悪くなっている拘縮状態に対して、造影検査を施行し病態を把握して同時にjoint distensionを施行し、関節可動域の改善を求めます。

関節造影検査(Arthrography)とは?

当院では担当の理学療法士と連携して行うため、患者様にとっても、病態把握する理学療法士にとってもメリットとなっていると考えています。

局所麻酔薬が関節内に注入されているため、関節内の除痛がある程度得られます。
通常のリハビリテーション時に比べて可動域拡大が得られやすく、非観血的授動術が成されます。

関節造影検査(Arthrography)とは?

治療について

治療に際しては、手術を早期に施行した方がよい例、しなければ治らない例を除き、運動器疾患では保存療法が第一選択で、肩関節疾患でも例外ではありません。
薬やブロック注射、リハビリテーションなどの保存療法で症状の軽快を目指しています。
リハビリテーションでは、患者様の病態に合わせ理学療法士が院長と連携を図り、リハビリテーションプログラムを決定し、治療を行っていきます。