MRI

※MRI検査に関する注意事項※

MRI検査は、当院医師の診断により必要と判断された患者様に行う検査ですので、初診の段階でMRI検査のご予約をお取りいただくことはできません。

尚、二回目以降の診察にてMRI検査を行う場合に関しましては、患者様のご予定を伺い予約をお取り致しております。

予めご了承下さい。

MRI検査とは

MRI装置(核磁気共鳴画像診断装置)とは、磁気(磁石の力)と電波によって体の様々な部位を画像化できる装置です。
X線の被曝は全くありません。

従来のレントゲン撮影では骨性要素しか判別できないため、関節構成体である靭帯や腱の描出は困難であり、MRI検査では軟部組織の描出が得られ威力を発揮します。

骨以外の筋肉、靭帯、神経などの軟部組織が水分の含有量の差により明瞭に区別され、整形外科領域では欠かせない検査です。
MRI装置の特徴として、あらゆる部位を任意の方向で断層像として得られますので、さまざまな疾患の診断に対して有効です。
特に整形外科領域の疾患(腰椎・頚椎などの脊椎疾患、関節、靭帯など)に関しては、非常に高い診断能力を発揮します。

当院のオープン型MRIの特徴

当院のオープン型MRIの特徴

開放性に優れたオープンMRI

当院のMRI装置は、トンネル部分がなく270°の開口があるオープンタイプです。
左右が大きく開いた広い空間で検査ができます。

従来のトンネル型MRIと比べ開放性に優れたオープンMRIは、閉塞感から来る患者さんの心理的ストレスを大幅に軽減します。
閉所恐怖症の方や、お子様、高齢者の方などでも安心して検査が受けられます。
また、お子様の検査時には付き添っていただくことも可能です。

耳栓なしで検査を受けていただけるほど静かな装置

MRI特有の検査時の騒音(工事現場のような音)もかなり小さくなっています。
従来のMRIにおける騒音が苦手な方でも、安心して検査可能です。
耳栓なしで検査を受けていただけるほど、静かな装置です。

広いベッドで、楽な姿勢での検査

幅が広いベッドなので、楽な姿勢で検査を受けていただけます。
通常は20〜30分程度横になっているだけで、全く苦痛・痛みもなく検査は終了します。

幅広い診断情報を提供

最新技術により、様々な部位や疾患の検査において幅広い診断情報を提供できます。
軟部組織や病変部とのコントラストを明確に描出でき、血管を描出することもできます。

MRIで分かる疾患

椎間板ヘルニア(頚椎・腰椎)、脊柱管狭窄症、骨軟部腫瘍、変形性関節症、肩腱板断裂、反復性肩関節脱臼、離断性骨軟骨炎などの野球肘、膝関節の半月板損傷、靭帯損傷、X線写真で診断困難な骨折の診断(不顕性骨折や骨挫傷など)、脳腫瘍、脳梗塞など。

MRI検査費用

健康保険のご利用が可能です。
健康保険適用で、3割負担で約4,500円、1割負担で約1,500円です。
その他に、再診料などが必要です。

※初診時のMRI検査は行っておりません。受診時にご予約をお取り頂いております。